コバスナ弾薬庫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 22:45 UTC 版)
コバスナは旧ソビエト連邦、現ロシアによってコバスナ弾薬庫(英語版)という、東ヨーロッパで最大規模と見られている弾薬庫が置かれていることで知られている。 大部分の元々存在していた弾薬は消失したか、欧州安全保障協力機構の監視のもとコバスナから除去された。取り除くことが非現実的な軍事設備は、モルドバからのトランスニストリアの「弾薬遺棄所(または火薬庫=火種の元)」を取り除くべしの要求に沿ってその場で破壊された[要出典]。 「沿ドニエストル共和国」筋は、 ロシアの弾薬と設備の除去プロセスは2003年の間に効率良く実行されたとアメリカ合衆国国務省は認識していると、主張している[要出典]。2004年にはモルドバ政府と「沿ドニエストル共和国」の間で緊張が高まると、「沿ドニエストル共和国」によって除去作業は阻まれた。 ソビエト連邦軍が旧東ヨーロッパ共産国から撤収した際に弾薬がコバスナに持ち込まれ、その後未だ20,000トン以上(2018年時点)の弾薬と軍事設備がロシアの部隊警護のもと保管されており 、1,000人の在モルドバ共和国沿ドニエストル地域ロシア軍作戦集団部隊がその地域に駐屯している。
※この「コバスナ弾薬庫」の解説は、「コバスナ」の解説の一部です。
「コバスナ弾薬庫」を含む「コバスナ」の記事については、「コバスナ」の概要を参照ください。
- コバスナ弾薬庫のページへのリンク