コバショウとの合併まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 04:53 UTC 版)
「PALTAC」の記事における「コバショウとの合併まで」の解説
※商号は当時のものである。 2006年12月20日 - パルタックとコバショウが経営統合に関する協議を開始する。合併した場合は「パルタック」が存続会社となり、「コバショウ」は事実上吸収合併される。合併新会社の売上高は単純合算で6500億円規模となり、単体の薬品卸売企業として日本最大となる。グループ別でも新会社のパルタックコバショウとクラヤ三星堂を擁するメディセオ・パルタックグループが最大手である。2006年3月期で、パルタックは従業員数1965名、2007年3月期売上高は4746億円を見込み、コバショウは237名、1562億2800万円である。 合併の問題点は、コバショウの株式20%をスズケンが保有し、コバショウの副社長にスズケンの西浦忠男が就任していることである。親会社でコバショウ株式の残り80%を持つ小林製薬は、「協議を開始するという現段階では問題にならない」としており、スズケンも公式にコメントしていない。 2007年9月26日 - 協議の末、まずパルタックの完全親会社であるメディ・パルHDが株式交換でコバショウを完全子会社化し、そののちにパルタックとコバショウが合併することで、スズケンを除くパルタック、コバショウ、メディ・パルHD、小林製薬の4社が合意し、メディセオ・パルタックHDとコバショウが株式交換契約を締結。 2007年10月5日 - スズケンが小林製薬に対し、11月下旬のコバショウの臨時株主総会で、株式交換契約を不承認とする仮処分を名古屋地裁に申し立てた。 2007年11月12日 - 名古屋地裁がスズケンの申立を却下する。 2007年11月28日 - コバショウ臨時株主総会で株式交換契約を承認する。簡易株式交換のためメディ・パルHD側は総会を省略する。 2008年1月1日 - 株式交換により、コバショウはメディ・パルHDの完全子会社となる。 2008年1月30日 - コバショウとパルタックが合併契約を締結する。 2008年4月1日 - コバショウが完全子会社のKS北海道、KS東北、KS東海、青瑛を吸収合併してパルタックと合併する。商号をパルタックKSに変更する。
※この「コバショウとの合併まで」の解説は、「PALTAC」の解説の一部です。
「コバショウとの合併まで」を含む「PALTAC」の記事については、「PALTAC」の概要を参照ください。
- コバショウとの合併までのページへのリンク