ゲーメスト大賞とは? わかりやすく解説

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ゲーメスト大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 04:32 UTC 版)

ゲーメスト大賞(ゲーメストたいしょう)は雑誌『ゲーメスト』誌上で行われた企画で、1年に1度、その年に発売されたアーケードゲームのうち最も優れたものを、読者の投票によって選出するというものである。「読者が選ぶ」と題されてはいるが、単純な人気投票ではなく編集部の裁量で加点が行われていることが公言されていたが、どの程度どのような形で介入していたのかは語られていない。

大賞のほか、さまざまな部門賞や編集部が選出した特別賞も存在した。

新声社倒産に伴う『ゲーメスト』廃刊により、12回で終了した。

ゲーメスト大賞が実施される前年の1986年に、「ゲーメスト・オブ・ザ・イヤー」という名称で編集部による選出で各賞が授与されている。便宜上、その回を第0回として以下に記載する。

第1回から策10回までは各部門10位までの発表だったが、第11回と第12回は大賞のみ20位まで発表された(他の部門賞は従来どおり10位まで)。

歴代受賞作一覧

第0回(1986年)

金賞[1]
  • 該当作なし
銀賞[1]
よく練ったで賞[1]
派手で賞[1]
七光で賞[1]
AV賞[1]
雰囲気で賞[1]
気分爽快で賞[1]
FX賞[1]

第1回(1987年)

ゲーメスト大賞[2]
ベストエンディング賞[2]
ベスト音声合成賞[2]
ベストグラフィック賞[2]

第2回(1988年)

ゲーメスト大賞[3]
ベストエンディング賞[3]
ベストシューティング賞[3]
ベストVGM賞[3]
ベストグラフィック賞[3]

第3回(1989年)

ゲーメスト大賞[4]
ベストアクション賞[4]
ベストシューティング賞[4]
ベスト演出賞[4]
ベストグラフィック賞<[4]
ベストVGM賞[4]

第4回(1990年)

ゲーメスト大賞[5]
ベストアクション賞[5]
ベストシューティング賞[5]
ベスト演出賞[5]
ベストグラフィック賞[5]
ベストVGM賞[5]

第5回(1991年)

ゲーメスト大賞[6]
ベストアクション賞[6]
ベストシューティング賞[6]
ベスト演出賞[6]
ベストグラフィック賞[6]
ベストVGM賞[6]

第6回(1992年)

ゲーメスト大賞[7]
ベストアクション賞[7]
ベストシューティング賞[7]
ベスト演出賞[7]
ベストグラフィック賞[7]
ベストVGM賞[7]

第7回(1993年)

ゲーメスト大賞[8]
ベストアクション賞[8]
ベストシューティング賞[8]
ベスト対戦格闘賞[8]
ベスト演出賞[8]
ベストグラフィック賞[8]
ベストVGM賞[8]

第8回(1994年)

ゲーメスト大賞[9]
ベストアクション賞[9]
ベストシューティング賞[9]
ベスト対戦格闘賞[9]
ベスト演出賞[9]
ベストグラフィック賞[9]
ベストVGM賞[9]

第9回(1995年)

ゲーメスト大賞[10]
ベストアクション賞[10]
ベストシューティング賞[10]
ベスト対戦格闘賞[10]
ベスト演出賞[10]
ベストグラフィック賞[10]
ベストVGM賞[10]

第10回(1996年)

ゲーメスト大賞[11]
ベストアクション賞[11]
ベストシューティング賞[11]
ベスト対戦格闘賞[11]
ベスト演出賞[11]
ベストグラフィック賞[11]
ベストVGM賞[11]

第11回(1997年)

ゲーメスト大賞
ベストアクション賞
ベストシューティング賞
ベスト対戦格闘賞
ベスト演出賞
ベストグラフィック賞
ベストVGM賞

第12回(1998年)

ゲーメスト大賞
ベストアクション賞
ベストシューティング賞
ベスト対戦格闘賞
ベスト演出賞
ベストグラフィック賞
ベストVGM賞

受賞企業一覧

本項では開発・発売元作品がゲーメスト大賞及び各部門賞で10位まで(第11回と12回の大賞部門は20位まで)に入賞または特別賞を受賞した企業の一覧を記す。順番は50音順とする。

ア行

  • アイレム
  • アタリ
  • アトラス
  • アルファ電子
  • イースト・テクノロジー
  • エイティング
  • ADK
  • エイブルコーポレーション
  • SNK
  • NMK

カ行

  • カネコ
  • カプコン
  • コナミ
  • コンパイル

サ行

  • 彩京
  • サクセス
  • サミー工業
  • サンソフト
  • ジャレコ
  • セガ
  • セイブ開発

タ行

  • タイトー
  • データイースト
  • テクモ
  • 東亜プラン

ナ行

  • ナムコ

ハ行

  • ハドソン
  • バンプレスト
  • ビデオシステム

ヤ行

  • 悠紀エンタープライズ
  • UPL

ラ行

  • ライジング

脚注

参考文献

  • 「ゲーメスト大賞11年史」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、6 - 26頁、ISBN 9784881994290 




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7
アーケード版ゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第6回ゲーメスト大賞」において、大賞3位の他に編集部特別賞を獲得、さらにベストアクション賞2位、ベスト演出賞4位、ベストグラフィック賞7位、ベストVGM賞3位、年間ヒットゲーム15位、ベストキャラクター賞では「ローザ」が1位を獲得した。ゲームボーイ版ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では5・4・4・5の合計18点、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、15.4点となっている。項目キャラクタ音楽お買得度操作性熱中度オリジナリティ総合得点3.02.42.22.62.23.015.4スーパーファミコン版ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では6・5・5・4の合計20点、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、17.2点となっている。また、1998年に刊行されたゲーム誌『超絶 大技林 '98年春版』では、「スピーディな展開と敵を次々となぎ倒していく爽快感が特徴。ひよこやかたつむりなどを食べて体力回復したり、冷凍マグロなどで攻撃する演出がすごい」と、ゲーム性や演出面に関して肯定的なコメントで紹介されている。項目キャラクタ音楽お買得度操作性熱中度オリジナリティ総合得点2.92.82.93.02.92.817.24Gamer.netの早苗月ハンバーグ食べ男は、スーパーファミコン版について、アイレム特有の砂っぽいドット絵の質感が失われている点や、複数人数での同時プレイができない点を指摘しつつも、アーケード版のゲームプレイの触感や音楽の再現度の高さを評価している。IREM Arcade Hits収録版
16% |||||




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