ケートプシス科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 08:18 UTC 版)
ケートプシス科 Cetopsidae は2亜科7属23種を含む。かつて独立の科として存在したヘロゲネス科は、本科の亜科として含まれた。ヒゲは両顎に計3対あるが、発達は悪く短いものが多い。体は滑らかで骨板はない。臀鰭の基底が長く、背鰭・胸鰭には棘がない。 ケートプシス亜科のナマズ類は一般に魚食性で、大型魚を集団で襲うなど攻撃的な性質をもつ種類が多く、トリコミュクテールス科の一部とともにカンディルと総称されている。 ケートプシス亜科 Cetopsinae 6属19種。脂鰭を欠く。浮き袋は縮小しており、骨に包まれるように存在する。背鰭は体の前半部分に位置する。Bathycetopsis 属 Cetopsis 属 Denticetopsis 属 Hemicetopsis 属 Paracetopsis 属 Pseudocetopsis 属 ヘロゲネス亜科 Helogeneinae 1属4種。枯葉に擬態した茶褐色の体色をもち、流れの緩やかな河川に生息する。小さな脂鰭をもつことがある。尾鰭の主鰭条は15または16本と少ない。Helogenes 属
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