グレイ・グーが発生する作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:22 UTC 版)
「グレイグー」の記事における「グレイ・グーが発生する作品」の解説
詳細は「自己複製機械が登場する作品一覧」を参照 自己増殖する物体による危機を描いた物語の初期の例として、2世紀頃のサモサタのルキアノスの詩『嘘を好む人たち Philopseudes』に基づきゲーテが書き上げたバラード『魔法使いの弟子』がある。この物語では魔法使いの弟子が箒に魔法をかけて水汲みの仕事をさせるが、箒は水が溢れても仕事をやめなかった。箒を止める魔法を知らない弟子は箒を鉈で破壊しようとするが、2つに分裂したことで余計に水が溢れる。帰ってきた魔法使いが強制停止命令の魔法を出すことで箒を止め、窮地を救う。元になったルキアノスの詩では2つ以上に増殖することはなかったが、1940年のウォルト・ディズニーのアニメ映画『ファンタジア』ではミッキーマウスによって粉々に粉砕された破片ひとつひとつが元の箒の形に復元し、大量の箒達によって建物が洪水状態になってしまうという姿が描かれている。 コミック「銃夢 LastOrder」において、Dr.ジャン・ヴァレスによるナノマシンテロにより水星は生物が住めないナノマシンの海になり果てる。 コミック「ドラえもん」において、物質を複製する「バイバイン」により無限に増殖する栗饅頭により地球が飲みこまれる危険が発生。栗饅頭を宇宙の果てに捨てることで解決を図ろうとする。
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