グランドスラム達成と初代賞金王決定戦優勝者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/29 05:05 UTC 版)
「彦坂郁雄」の記事における「グランドスラム達成と初代賞金王決定戦優勝者」の解説
1985年、福岡競艇場で行われた第32回全日本選手も権競走優勝戦において、これまで唯一取り残していたSGタイトルを見事制覇。史上3人目。4冠制となってからは北原友次に次いで、史上2人目のグランドスラムを達成した。 さらに彦坂の偉業は続き、翌1986年より新設された優勝賞金3000万円の賞金王決定戦の優勝戦にも登場。人気を背負っていたのは当時無冠の帝王と呼ばれた香川の安岐真人であったが、彦坂は2コースから差しのハンドルを決め、安岐の悲願を打ち砕いたと同時に彦坂は初代同大会優勝者となり、SG5冠制となってからは最初のグランドスラマーとなった。 賞金王決定戦歴代優勝者の中で、長らく関東在住者はこの彦坂だけであったが、2012年(第27回大会)に山崎智也が優勝するまで26年間にわたって、関東から賞金王は出ていなった。
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