クロマキーセット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 14:37 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (くな-くん)」の記事における「クロマキーセット」の解説
クロマキーセットは、「クロマキーでノビちゃんマン」(てんとう虫コミックス30巻に収録)に登場する。 特撮などで映像の合成に使用されるクロマキー合成の未来版。使用手順は以下の通り。 背景にしたい場所に「スパイ衛星」を解き放つと、周囲を旋回飛行して景色を撮影する。 青いシート「ブルーバック」を壁面に広げ、その背景に合成したい人物をブルーバックの前に立たせる。 カメラでブルーバックと人物を撮影し、 ミキサーのスイッチを入れる。 カメラで捉えた映像の内、ブルーバック以外の物が、スパイ衛星の捉えた映像と合成され、背景の景色に人物がいるかのように「モニターテレビ」に表示される。 ミキサーを操作して人物の大きさを変えることも可能。 上記までは普通のクロマキーだが、ドラえもんのものは未来版だけあり、ブルーバック上の人物がスパイ衛星から立体映像として投影され、声も伝達される。たとえば空を背景として、そこに人が飛んでいる姿を合成させれば、実際の空にもその人が飛んでいる姿が映し出される。画面上の人物の大きさを変えれば、実際の景色に映った人物もそれに合わせ変わる。 アニメ第2作第2期では緑色のシート「グリーンバック」もセットされている(ブルーバックではドラえもんの青い部分が透明になってしまうため)。また人物の投影をコピーして数が増えたように見せたり、衛星周辺の景色を別のものに変えたりする機能もある。
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