クロベンケイガニ

動物名辞典

黒弁慶蟹

読み方：クロベンケイガニ（ｋｕｒｏｂｅｎｋｅｉｇａｎｉ）

イワガニ科のカニ

学名 Sesarma dehaani

ウィキペディア

クロベンケイガニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/06 05:35 UTC 版)

この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。（このテンプレートの使い方） 出典検索?: "クロベンケイガニ" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL（2020年5月）

クロベンケイガニ
多摩川でのクロベンケイガニ
分類
界 : 動物界 Animalia 門 : 節足動物門 Arthropoda 亜門 : 甲殻亜門 Crustacea 綱 : 軟甲綱(エビ綱) Malacostraca 目 : 十脚目(エビ目) Decapoda 亜目 : 抱卵亜目(エビ亜目) Pleocyemata 下目 : 短尾下目(カニ下目) Brachyura 上科 : イワガニ上科 Grapsoidea 科 : ベンケイガニ科 Sesarmidae 属 : クロベンケイガニ属 Orisarma Schubart & P.K.L. Ng, 2020[1] 種 : クロベンケイガニ O. dehaani

クロベンケイガニ（黒弁慶蟹）、学名 Orisarma dehaani は、十脚目ベンケイガニ科に分類されるカニの1種。クロベンケイガニ属 Orisarma Schubart & P.K.L. Ng, 2020 のタイプ種。

生息域

東京湾以南の太平洋岸、山形県以南の日本海沿岸、朝鮮半島、台湾、中国沿岸南部に分布する。海岸の塩性湿地や川辺に生息し、活動時以外は岩場の隙間や泥に掘った穴などに潜む^[1]。東京都小笠原諸島からの記録は別種オガサワラクロベンケイガニの誤認^[2]。

生態

川の流れの中や川底の木の葉や岩の周りを素早く泳ぐ。群れて過ごしていることが多い。主に陸上で暮らし、産卵期にのみ川辺に行きゾエアと呼ばれる泳ぐ幼生を水中に放つ^[3]。また、田んぼの畦に穴を開け水もれを引き起こすこともある^[4]。

出典

1. ^ ^{a b} Schubart, C.B.; Ng, P.K.L. (2020-12-23). “Revision of the intertidal and semiterrestrial crab genera Chiromantes Gistel, 1848, and Pseudosesarma Serène & Soh, 1970 (Crustacea: Brachyura: Sesarmidae), using morphology and molecular phylogenetics, with the establishment of nine new genera and two new species”. Raffles Bulletin of Zoology 68: 891–994 (p.904-905). doi:10.26107/RBZ-2020-0097. 
2. ^ Komai, Tomnoyuki (2013-06-25). “A new species of sesarmid crab of the genus Chiromantes (Crustacea: Decapoda: Brachyura) from the Ogasawara Islands, Japan”. Zootaxa 3681 (5): 539-551. doi:10.11646/zootaxa.3681.5.3. 
3. ^ “クロベンケイガニ | 甲殻 | 市場魚貝類図鑑”. ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑. 2024年2月6日閲覧。
4. ^ “ベンケイガニ類の生態II : 生息場所,交尾および抱 卵期 - kyushu”. 九州大学学術情報リポジトリ. 2024年2月6日閲覧。

この項目は、動物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（Portal:生き物と自然／プロジェクト:生物）。

• 表示
• 編集