クロス‐あきない〔‐あきなひ〕【クロス商い】
読み方:くろすあきない
クロス〈クロス商い〉
特定の証券会社が取引所において、ほぼ時価に近い値段で、同一銘柄について売買同数の売買契約を成立させる取引。
証券取引所では、クロスについて、同一会員間で対当した1口売買単位の300倍(通常売買単位1,000株の銘柄の場合30万株)以上の売買と定めています。クロス取引は従来、立会時間中(ザラバ)で行わなければなりませんでしたが、東京証券取引所では1997年11月14日に立会(時間)外取引市場をスタートさせ、これにより立会時間外(寄り付き前、昼休み時間帯、大引け後)にクロス取引が執行できるようになりました。クロスは、企業間の株式持ち合いおよびその解消、買い占め、投信の組み入れ株式の入れ替えなどに使われます。また、決算対策などのために売却益を出す目的で行う「益出しクロス」、節税のために売却損を出す目的で行う「損出しクロス」もあります。
証券取引所では、クロスについて、同一会員間で対当した1口売買単位の300倍(通常売買単位1,000株の銘柄の場合30万株)以上の売買と定めています。クロス取引は従来、立会時間中(ザラバ)で行わなければなりませんでしたが、東京証券取引所では1997年11月14日に立会(時間)外取引市場をスタートさせ、これにより立会時間外(寄り付き前、昼休み時間帯、大引け後)にクロス取引が執行できるようになりました。クロスは、企業間の株式持ち合いおよびその解消、買い占め、投信の組み入れ株式の入れ替えなどに使われます。また、決算対策などのために売却益を出す目的で行う「益出しクロス」、節税のために売却損を出す目的で行う「損出しクロス」もあります。
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