クロスタース - スーシュ(フェライナ線)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 10:12 UTC 版)
「レーティッシュ鉄道」の記事における「クロスタース - スーシュ(フェライナ線)」の解説
路線長:21.5km 開通年:1999年11月19日 電気方式:交流11kV 16.7Hz 標高2383mのフュルエラ峠をくぐる全長19kmのフェライナトンネルを主とする新しい路線で、エンガディン地方への速達ルートとなっており、開業時には「NEVA Retica」もしくは「NEVA Pendel」と呼ばれるプッシュプル式の旅客列車がクールやラントクアルトからシュクオール・タラスプへ運行されていた。また、フェライナトンネルを抜けてセルフランからサヤインスまで標準18両編成、編成長320mの列車フェリーが運行されており、2006年には50万台以上の自動車を輸送している。なお、フェライナ線は車両限界が拡大されており、列車フェリーの車両積載車のうち、屋根つきの車両には全長18.5m、全幅2.5m、全高3.3m、総重量18t以下の、屋根無しの車両ではホイールベース12.5m、全幅2.5m、全高4.0m、総重量28tまでの自動車を積載できるため、比較的大型のトラックやバスの輸送も可能となっており、最高速度も100km/hとされている。なお、このトンネルの開通によってフュルエラ峠を通過する道路は冬季は通行止めとなるようになった。 フェライナトンネル路線図 フェライナトンネル入口 フェライナトンネルの列車フェリー フェライナトンネルがくぐるフュルエラ峠
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