クリプトコリネ・ウェンティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 00:54 UTC 版)
「クリプトコリネ」の記事における「クリプトコリネ・ウェンティ」の解説
【学名】Cryptocoryne wendtii 【原産】スリランカ中央部および北部 丈夫でポピュラーな種である。色や葉の形にはいくつかのバリエーションが存在する。葉も茎も明るい緑色で、フラットな葉をした「グリーンタイプ」や、少し茶色がかって縮れた葉をした「ブラウンタイプ」などがある。写真の赤茶色で縮れた葉をしている個体は、欧州のトロピカ・ファームから出荷されている系統で「ウェンティ・トロピカ」という種名で流通しているものである。ウェンティのブラウンタイプを原型に改良した種である、と多くの図鑑や飼育書にはあるが。生産者であるトロピカ社のHP上での品種説明には「東南アジアに分布」と書いてあるものの、「改良種である」という旨の文はない。新しい改良種では、「ウェンティー・グリーン・ゲッコー」という、東南アジアで作られた改良種も流通している。ウェンティー系統は、全般にクリプトコリネとしては小型の部類だが、品種や地域差によってサイズが多少異なる場合がある。また、環境によっては縦横にボリュームを増し大型化する場合もあるし、葉の色や形も環境により変化する。
※この「クリプトコリネ・ウェンティ」の解説は、「クリプトコリネ」の解説の一部です。
「クリプトコリネ・ウェンティ」を含む「クリプトコリネ」の記事については、「クリプトコリネ」の概要を参照ください。
- クリプトコリネ・ウェンティのページへのリンク