クアンシーの滝とは? わかりやすく解説

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クアンシー‐の‐たき【クアンシーの滝】


クアンシーの滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 14:53 UTC 版)

座標: 北緯19度44分57秒 東経101度59分30秒 / 北緯19.74917度 東経101.99167度 / 19.74917; 101.99167

ラオスルアンパバーン、クアンシーの滝

クアンシーの滝(クアンシーのたき、Kuang Si Falls)は、ラオスルアンプラバーン市街から南に約29キロメートルにある3層からなるメコン川の支流となる。

概要

神秘的な色を見せる滝つぼ。

流れ落ちる水が非常に美しいことでしられ、観光客に人気のピクニックスポットになっている。滝は幾層にも分かれ流れ落ち、それぞれに滝つぼをもち青い水をたたえている。典型的なトラバーチン(石灰華)の造形による滝である。

滝壺では水浴をする観光客が多い。

入場券売り場のあるゲートから森林の中のゆるやかな小路を歩いて上がっていくと、清流が現れ、やがて小さな滝と滝つぼが見えてくる。木漏れ日の下、下流側のひろびろとした滝つぼでは泳いだり、飛び込んだりする観光客の姿が多く見られる。滝つぼのうちの少なくとも1つは神聖な場所として閉鎖されている。

周辺は自然公園になっており、最後の落差約50メートルの大きな滝までは遊歩道が完備される(所要約15分)。この滝の左岸側には滝の上流までの小路も続くが、歩くものは少なくやや危険。植生も豊かでトーチジンジャーを初めとする熱帯植物が多く見られる。

ゲートを入ってしばらく行ったところにツキノワグマの保護センターもあり、に入ったツキノワグマを見ることができる。ゲート前はみやげ物店、レストランが林立し、不便はない。

交通アクセス

  • ルアンプラバーン市街から、トゥクトゥクをチャーターし約1時間。料金は交渉によるが、乗り合わせる人数などで変わってくる。たいていの運転手は値引き対策の価格表を持参しているが、それによると1台往復23万キープ (kip)(約2400)。ただし、交渉次第で半値以下には値切れる。また、運転手同士が連絡し合い、客を1台に集め乗り合いタクシーとなることも多い。(1円=95キープ)
  • 入場料:2万キープ。

注:価格・レートは2011年5月現在による。

下流にもいくつもの滝が見られ、それぞれの滝つぼは青い水をたたえている

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