ギヤノイズ
歯車が噛み合い時に発生する騒音。1つの歯が噛み合うごとに発生するので、ギヤノイズの噛み合い1次周波数(Hz)=歯車の回転数(1/秒)×歯数となる。自動車では、アクセル開度が微少、小開度、微少エンブレなどで発生し、変速機からはヒューン音、デフからはホーン音などが発生し、その周波数は300Hz~2kHz程度である。原因は歯形方向や歯筋方向精度や歯先形状などが考えられ、駆動系のねじり共振と関係している。駆動側かエンブレ側の歯面かを運転条件から調べ、歯形データをとり、少し負荷をかけた状態の歯当たりもみて原因分析をする。それにより歯形修正を行う。共振点をずらすためにはモジュールを小さくしたり、剛性を変え、噛み合い率の向上も行う。
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