キャンペーンの概要
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1970年9月13日に日本万国博覧会(大阪万博)が終了した後、同年10月1日から、国鉄は万博に備え製造された車両の有効活用を考え「DISCOVER JAPAN(美しい日本と私)」と称した旅行誘致キャンペーンを開始した。それに対応した駅スタンプを各駅に設置し、ミニ周遊券を新設するなどして、おおむね成功したとみなされている。そのあとを受けて1977年1月6日に始まった「一枚のキップから」が不調であったため、国鉄は心機一転を図って1978年11月4日から「いい日旅立ち」キャンペーンを開始した。企画したのは、当時電通に所属し「DISCOVER JAPAN」も手掛けた藤岡和賀夫。キャンペーンのロゴマークには「DISCOVER JAPAN 2」と併記された。 後述する楽曲の反響もあって同キャンペーンは成功し、1984年2月1日に「エキゾチック ジャパン」キャンペーンが開始されるまで5年3カ月続いた。 ちなみに「いい日旅立ち」という名称は、スポンサーである日本旅行(日旅、国鉄の指定券発券システムを使用)と日立製作所(日立、国鉄の指定券発券システム及び鉄道車両を製造)の通称にちなんだものである。
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