キハ184形900番台 (901)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:02 UTC 版)
「国鉄キハ183系気動車」の記事における「キハ184形900番台 (901)」の解説
中間普通車であるが、10両組成時において両先頭車の発電セットのみでは不足するサービス電源の給電能力を確保するため、キハ183形と同様、床下に走行用のDMF15HSA機関1基と、DMF15HSA-G機関と出力180 kVAのDM82A発電機で構成されたサービス電源用の電源機関1基を搭載した車両である、ラジエーターなどを収納する機器室を前位端の客室扉と客室の間に設けているが、機器室は片側に寄せられている。機器室側の側面には2枚の大型ルーバー、屋根上には冷却ファンが2基並んで配置されているが、ラジエーターを左右側面に振り分けたキハ183形に比べ、ラジエーターとルーバーの面積が拡大されている。客用通路は側廊下とし、側面に窓が設けられている。後位端には便所・洗面所と水タンクを設けている。台車は1軸駆動のDT47形とTR233形を装備している。
※この「キハ184形900番台 (901)」の解説は、「国鉄キハ183系気動車」の解説の一部です。
「キハ184形900番台 (901)」を含む「国鉄キハ183系気動車」の記事については、「国鉄キハ183系気動車」の概要を参照ください。
- キハ184形900番台のページへのリンク