キハ162
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 17:41 UTC 版)
元江若鉄道キハ5124で、1969年の江若鉄道線廃止に伴い、状態の良くない在来車の代替として転入。1936年製の国鉄キハ07(キハ42023→42202→42523→07 24、1964年に江若鉄道払下)に江若で大改造を重ねたもの。種車の丸みを帯びた前面は失われ、のっぺりとした貫通扉付きの前面となり、左右の窓上に2灯のシールドビームが取り付けられていた。塗装は江若時代のままであったが、加越線での運用写真には、全体に清掃が行き届かず、車体全体が油煙で煤けて酷く汚れた廃線間際の現場実態を象徴する記録が多く残されている。加越線廃止後は関東鉄道に譲渡されてキハ551となった。
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