ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー監督解雇と復帰
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「ジェームズ・ガン (映画製作者)」の記事における「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー監督解雇と復帰」の解説
2018年7月、ディズニーの会長アラン・ホルンは、ガンのTwitterの投稿に不適切な内容があったとして、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ3作目の監督から解雇すると発表した。左派として知られるガンは日頃からドナルド・トランプ批判を繰り広げていた。そのため右派のコメンテーターによって過去のツイートを掘り起こされたことが発端で、2008年〜2012年ごろに投稿された小児性愛、レイプ、人種差別、ホロコースト、エイズなどあらゆる不謹慎なジョークについて取り上げられていた。ガンは一連のツイートについて謝罪。ガンの解雇処分に対してはシリーズ1作目から出演しているデイヴ・バウティスタが「3作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で、ジェームズ・ガンが既に書き上げたシナリオを、もしマーベルが使わないなら、出演契約を解除してもらうつもりだ。そうしなければジェームズを裏切ったことになるから」と発言したほか、同シリーズの主要キャストであるクリス・プラット、ブラッドリー・クーパー、ゾーイ・サルダナ、ヴィン・ディーゼル、マイケル・ルーカー、カレン・ギランなどが不謹慎ジョークの内容には共感しないとしながらもガンを支持し、復帰を求めると表明した公開書簡に署名した。ガンの再雇用を求めるオンライン請願サイトには、約35万人の署名が集まった。その後、解雇から9か月を経た2019年3月15日、ガンが監督として復帰することが決定した。復帰の具体的な理由などは発表されていない。
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