ガス発生器サイクルのエンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/18 00:49 UTC 版)
「ガス発生器サイクル」の記事における「ガス発生器サイクルのエンジン」の解説
H-1 ジュピターロケットやサターンI、サターンIBに使用された。 RS-72 アリアン5の上段用として開発されたが使用されなかった。 J-2 サターンVロケットの第二段に使用 F-1 サターンVロケットの第一段に使用されたエンジン マーリン ファルコン1、ファルコン9に使用される。推進剤はケロシン/液体酸素 LE-5 H-Iロケットの第二段に使用された液体水素/液体酸素エンジン LE-8 GXロケットの第二段の為に開発された液化天然ガス/液体酸素エンジン LR-87 タイタンロケットの第一段エンジン。ケロシン/液体酸素、エアロジン-50/二酸化窒素、液体水素/液体酸素のそれぞれの推進剤に対応した派生機種があった。 LR-89 アトラスロケットの第一段エンジン。推進剤はケロシン/液体酸素 LR-91 タイタンロケットの第一段エンジン。推進剤は当初ケロシン/液体酸素だったが、後に非対称ジメチルヒドラジン/四酸化二窒素になった。 LR-105 アトラスロケットの第一段エンジン。推進剤はケロシン/液体酸素 MB-3-3 デルタロケットの第一段エンジン。日本でもライセンス生産され、N-Iロケット、N-IIロケット、H-Iロケットまで使用された。推進剤はケロシン/液体酸素 RS-27 ロケットダインによって開発されたデルタロケットの第一段エンジン。推進剤はケロシン/液体酸素 RS-27A ロケットダインによって開発されたデルタ IIとデルタ IIIの第一段エンジン CE-20 インド初の液体水素/液体酸素エンジン バイキングエンジン アリアン1からアリアン4まで使用されたヨーロッパの非対称ジメチルヒドラジン/四酸化二窒素を推進剤とするエンジン HM7B アリアン5ロケットの上段に使用されるヨーロッパ初の液体水素/液体酸素エンジン ヴァルカン アリアン5の第一段エンジン RS-68 現行のデルタロケットの液体水素/液体酸素エンジン YF-73 長征3号ロケットの上段に使用される中国初の液体水素/液体酸素エンジン YF-75 中国の第二世代液体水素/液体酸素エンジン Bell 8000 アジェナロケットに使用された上段エンジン。推進剤は非対称ジメチルヒドラジン/硝酸
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