カルロ・アルベルト・ピッツィーニとは? わかりやすく解説

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カルロ・アルベルト・ピッツィーニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/09 05:17 UTC 版)

カルロ・アルベルト・ピッツィーニCarlo Alberto Pizzini1905年3月22日 - 1981年9月8日)は、イタリア作曲家指揮者

ローマ出身。聖チェチーリア音楽院オットリーノ・レスピーギに学んだ。さらにピエトロ・マスカーニの知遇を得て師事した。在学中から指揮者として活動し、また1923年からイタリア著作者出版者協会の会員となった。1942年には聖チェチーリア音楽院の教員に就任した。1966年からはボローニャ音楽院の教壇にも立ち、1973年には聖チェチーリア音楽院の副学長に選出された。

また1945年からはイタリア放送協会(RAI)の音楽監督となり、RAI国立交響楽団を率いてローマ、ミラノトリノウィーンブリュッセルモントリオールモナコ東京アテネテッサロニキエルサレムルガーノジュネーヴなど各地で指揮をした。1949年にはレジオンドヌール勲章を、1955年にはドイツ連邦共和国功労勲章を受章した。またジュネーブ国際音楽コンクールチャイコフスキー国際コンクールなどの審査員も務めた。

作品は室内楽曲、合唱曲、映画音楽付随音楽、ラジオ音楽、テレビ音楽などあらゆる分野にわたっている。管弦楽曲には交響的三部作「ピエモンテ」、オルガンと弦楽オーケストラのための「アンダンテ」、ギター協奏曲「三姉妹」、「アテネ序曲」などがある。

参考文献

  • Jozef Robijns, Miep Zijlstra: Algemene muziekencyclopedie, Haarlem: De Haan, (1979)-1984, ISBN 978-90-228-4930-9
  • Lamberto Trezzini: Due secoli di vita musicale storia del teatro comunale di Bologna, Seconda edizione, Nuova Alfa Editoriale, 1987, 362 p.
  • Attilio Cimbro: "Al Piemonte" in: Rassegna Dorica, februari 1941
  • Carlo Schmidl: Dizionario universale dei musicisti : Supplemento, Milan: Sonzogno, 1938, 806 p.

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