カフェ・ラッテとカフェ・オ・レ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 13:57 UTC 版)
「カフェ・ラッテ」の記事における「カフェ・ラッテとカフェ・オ・レ」の解説
「カフェ・ラッテ」がイタリア語、「カフェ・オ・レ」(café au lait)はフランス語である。「カフェ・オ・レ」を厳密に訳すと「牛乳入りのコーヒー」。 イタリアではコーヒーと牛乳を混ぜていればカフェ・ラッテであるが、イタリアのコーヒーは一般的にエスプレッソ形式で供されるため、カフェ・ラッテもエスプレッソ+スチームミルクの組合せとなる。ちなみに、フォームミルクを加えた(エスプレッソ:スチームミルク:フォームミルク=1:1:1)ものがカプチーノである。 フランスではエスプレッソでもドリップコーヒーでも「カフェ」と呼ばれる。むしろ喫茶店などで「カフェ」を注文すると、エスプレッソ(フランス語では「express エクスプレ」)が供されることの方が多く[要出典]、「カフェ・オ・レ」にエスプレッソを使用することもごく一般的である[要出典]。 日本では、エスプレッソを用いるものをカフェ・ラッテ、ドリップコーヒーを用いるものをカフェ・オ・レと呼んで区別するという意見もあり、そのように区別するメーカーも存在する[信頼性要検証]。一方、例としてセブン-イレブンではドリップ式コーヒーを用いたカフェラテを販売しており、カフェラテではなくカフェオレであるとの指摘がある。ただし、イタリアやフランスにおける用法から見れば、格式や淹れ方に拘りを見せない場合、どちらをカフェ・ラッテ(或いはカフェ・オ・レ)と呼んでも誤用と言い切る事は困難である。
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