カピオラニ王妃公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 14:04 UTC 版)
「ホノルル動物園」の記事における「カピオラニ王妃公園」の解説
1876年、ハワイ王国のカラカウア王は、ダイヤモンドヘッド近くの王国所有の土地を30年リースとして公共のため国民に開放した。リース契約に加入した200人は「カピオラニ公園組合」を結成し、300エーカーに及ぶ同地の環境整備にあたった。1877年、小さな沼や池、湿地は整備され、カラカウア王の王妃エスター・カピオラニにちなんで「カピオラニ王妃公園」と名付けられ、国民に開放された。 公共公園となった後も、カラカウア王は異国の鳥など自身の個人的なコレクションの場としてこの公園を使い続けた。また公園で「カメハメハ・デー」のお祝いをはじめさまざまなお祭りやフェア、さらには競馬なども開催され、これに付随して外国の動物が連れてこられた。1896年に正式に公園として定められ、1914年からはホノルル市郡がカピオラニ公園の管理を行うこととなった。
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