カナリア大天体望遠鏡とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > カナリア大天体望遠鏡の意味・解説 

カナリア‐だいてんたいぼうえんきょう〔‐ダイテンタイバウヱンキヤウ〕【カナリア大天体望遠鏡】

読み方:かなりあだいてんたいぼうえんきょう

《(スペイン)Gran Telescopio Canariasスペインのカナリア諸島ラパルマ島にある望遠鏡口径世界最大の10.4メートル2009年完成GTC


カナリア大望遠鏡

(カナリア大天体望遠鏡 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/17 15:40 UTC 版)

Gran Telescopio Canarias
運用組織 カナリア天体物理研究所, フロリダ大学, メキシコ国立自治大学 
設置場所 ラ・パルマ島 , スペイン 
座標 北緯28度45分24秒 西経17度53分31秒 / 北緯28.75661度 西経17.89203度 / 28.75661; -17.89203座標: 北緯28度45分24秒 西経17度53分31秒 / 北緯28.75661度 西経17.89203度 / 28.75661; -17.89203
標高 2,267 m (7,438 ft)
建設 2002年 –2008年  (2002年 –2008年 )
観測開始年 2007年7月13日 
形式 リッチー・クレチアン式望遠鏡, observation facility 
口径 10.4 m (34 ft 1 in)
開口面積 78.54 m2 (845.4 sq ft)
焦点距離 169.9 m (557 ft)
ウェブサイト www.gtc.iac.es
テンプレートを表示
カナリア大望遠鏡
2002に建設中のカナリア大望遠鏡

カナリア大望遠鏡(カナリアだいぼうえんきょう、Gran Telescopio Canarias、GTC)は、スペインカナリア諸島ラ・パルマ島ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台内にあり、しばしば GranTeCan と呼ばれる口径10.4mの反射式望遠鏡である。

望遠鏡は火山の山頂2267mに設置されている。7年がかりで建設された。GTC計画はスペイン、メキシコフロリダ大学、カナリア天体物理研究所 (IAC) の共同で設立された。建設費は13000万ユーロかかった。

ファーストライト

GTCは2007年7月13日から12枚の反射鏡を用いて観測を始めた。最終的には36枚のセグメント能動光学により制御する。2008年5月に完全な状態で観測する予定である[1][2]。現在、観測装置はOSIRIS、CanariCamおよびELMERのいずれかを使用[3]

脚注

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カナリア大天体望遠鏡」の関連用語

1
ジー‐ティー‐シー デジタル大辞泉
100% |||||

カナリア大天体望遠鏡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カナリア大天体望遠鏡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカナリア大望遠鏡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS