カップライス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:55 UTC 版)
かつて販売されていたライス加工食品。 1975年(昭和50年)に姉妹商品として同様の容器を使用し、自販機販売にも対応していた「カップライス」が発売された。従来から確立していた油熱処理技術とパフドライ(加圧乾燥)技術に新開発技術を組み合わせることによって、油っぽさを抑えた多孔質の米(アルファ化米状)にする加工技術が開発されたことにより、美味しいプリクックライス(既処理米飯)として商品化された。調理法は、熱湯を注いで数秒待ち、その湯を捨てた後に3分から5分蒸らすという、通常のものより工程が増えていた。ラインナップにはチキンライス、ドライカレー、エビピラフ、五目寿し、赤飯などがあった。商品自体は優れているとの評価もあったが、調理にインスタント食品としては手間がかかることや、消費者の割高感が払拭されず、発売後まもなく売上減少に至った影響で販売中止となった。 1980年代にも同名の商品が発売され、CMや「Vespaプレゼント」キャンペーンなどの展開が行われたが、後に販売終了した。 詳細は「カップライス」を参照
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