カスタマー・エクイティ
カスタマー・エクイティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/05 03:58 UTC 版)
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カスタマー・エクイティ(英語: Customer equity)とは、企業側から見て、顧客を資産的価値としてみなしたもの。 企業の全顧客における割引後の生涯価値の総額である。
ワン・トゥ・ワン・マーケティング(One-to-one marketing)や顧客関係管理(CRM)などとの関連がある。
高いカスタマー・エクイティを生み出すためにCRMが用いられる。
ラストらは、カスタマー・エクイティを、バリュー・エクイティ、ブランド・エクイティ、リレーションシップ・エクイティの3つに分類している。
ブラッドバーグらは、カスタマー・エクイティは、獲得、維持、追加販売という3つの要素によって推進されるという定義を主張している。
カスタマー・エクイティを管理する方として、『Journal of Service Research』では以下の7つの方法を紹介している。
1.業界全体におよぶ個人レベルの消費者データを集める。
2.損益計算書だけでなく、貸借対照表上のマーケティングの影響も追跡調査する。
3.将来の利益を適切に設計する。
4.顧客生涯価値(CLV)の測定にとどまらず、最大化させる。
5.組織を連携させて顧客管理活動を実行する。
6.顧客情報の取り扱いに十分注意する。
7.CRMを、効率性向上ツールからサービス向上ツールへと発展させる。
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