掛川S10【カケガワS10】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10085号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | ペチュニア | |
登録品種の名称及びその読み | 掛川S10 よみ:カケガワS10 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 別所雅夫、海野美香 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統を母系及び父系とする交雑品種であり、花は明紅色で、中輪の花壇向きの品種である。草型は横張型、草丈はやや低である。茎長はやや低、太さは中、色は無、毛の多少は多、第1次分枝数はかなり多、第2次分枝数はやや少、節間長はやや長である。葉形はやや披針形、着葉角度は水平、葉長は長、葉幅はやや広、葉の上面の色は黄緑、ふ入り葉は無、葉の厚さはやや薄、毛の多少は多である。花の向きは上向き、花形は一重、花筒部の形はかなり細、花径は中輪、複色の有無は無、単色花の色は明紅(JHS カラーチャート0106)、花弁のたい色の程度は中、花喉部内面底部及び花筒部外面の地色は黄白(同2901)に赤茶(同0715)のすじが入る、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形は中、雄ずいの形は小、雌雄ずいの位置は凸、雄ずいの数は中、花柄の長さはやや短、太さは細である。「キリマジサーモン」と比較して、単色花の色が明紅であること、花喉部内面底部が黄白の地色に赤茶のすじが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統を母系及び父系とする交雑品種であり、平成9年に出願者の農場(静岡県掛川市)において、交配組合せ検定試験を実施し、特性の調査を行い、10年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「掛川S9」であった。 |
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