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郝龍斌

(カク龍斌 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/29 07:13 UTC 版)

郝 龍斌
郝龍斌(2008年)
プロフィール
出生: (1952-08-22) 1952年8月22日(72歳)
出身地: 中華民国 台湾省台北市
職業: 政治家
籍貫地 江蘇省塩城県
各種表記
繁体字 郝 龍斌
簡体字 郝 龙斌
拼音 Hǎo Lóngbīn
ラテン字 Hau Lung-pin
和名表記: かく りゅうひん
発音転記: ハオ・ロンピン
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郝 龍斌(かく りゅうひん、ハオ・ロンピン、1952年民国41年〉8月22日 - )は中華民国台湾)の政治家中国国民党)。元台北市長

父親は中華民国国軍参謀総長、行政院長を歴任した郝柏村

経歴

1952年台北市生まれ、本籍は江蘇省塩城県外省人二世)。

1975年台湾大学卒業後、アメリカマサチューセッツ州立大学に留学。帰国後、台湾大学食品研究所で教授として勤めた[1]

1995年中国国民党を離党し、親中国の旗幟を鮮明にした新党の中心メンバーとなり、1996年から立法委員を2期務めた。

2001年3月、民進党陳水扁政権下で環境保護署長(環境大臣に相当)に就任。しかし、陳水扁政権(游錫堃内閣)が推進する公民投票に反対して、2003年10月辞任した。

その後、中華民国紅十字会(台湾の赤十字社)の秘書長を経て、2006年1月に国民党に復党。同年12月の台北市長選に国民党公認候補として出馬し、民進党の謝長廷親民党主席の宋楚瑜を下して当選した。民選台北市長としては、陳水扁(元総統)、馬英九(元総統)に次いで3代目。国民党のホープとされる。

2008年6月、台北市長として初めて訪中し、韓正上海市長と会談、上海万博台北市参加協定を締結した。日本にも2008年4月、2009年5月に来日し石原慎太郎東京都知事と会談している。

2010年11月の台北市長選挙で、民進党の蘇貞昌らを下し再選。

2016年1月16日の台湾立法院選挙で民進党の蔡適応に敗北。

2020年の国民党主席補欠選に出馬するも[2]江啓臣に敗れた[3]

脚注

  1. ^ 郝龍斌委員” (中国語). 立法院 (2013年7月23日). 2022年9月1日閲覧。
  2. ^ 台湾・国民党の主席補選に2人立候補 産経ニュース 2020/02/04
  3. ^ 台湾・国民党主席に江啓臣氏 対中方針が課題 産経ニュース 2020/03/07

外部リンク

  中華民国(台湾)
先代
林俊義
環保署長
2001年 - 2003年
次代
張祖恩
先代
馬英九
台北市長
2006年12月24日 - 2014年12月25日
次代
柯文哲



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