オールインワンノート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 16:04 UTC 版)
「省スペースパソコン」の記事における「オールインワンノート」の解説
歴史の中などではあまり詳しく触れなかったが、今日オールインワンノートパソコンの中には省スペースパソコンの一種として扱われるような機種も多く存在する。 鉄道など公共交通機関での移動が主流である日本において、あまり重いノートパソコンは持ち運ぶものとしては適さないとみなされている。具体的には今日の日本で3キログラムを超えるようなノートパソコンは、ほぼ省スペースパソコンや家庭内等での使用を想定しているといって良いだろう。一方アメリカなどでは、車での移動が主であることから、いわゆるオールインワンノートを持ち歩くのが当然であり、サブノートパソコンなどのジャンルはある意味で日本に特有のものと考えることもできる。 一方で現代の一般的なパソコン利用形態では、ノートパソコン用の省電力CPUなどの処理能力でも十分であり、オールインワンタイプのノートパソコンには、記録型DVDや大容量HDD、高速なI/Oアクセスを実現したSSD、またメモリなども必要十分なだけ搭載することが可能である。したがって、特にヘビーユースを志向したり、大画面が特別必要というのでないならば固定的に運用するようなパソコンでも、ノート型パソコンを利用することが可能であり、そうすれば省スペースであるばかりでなく、省エネルギーでもあり、かつ使わないときはしまって置けるし、いざというときにはメイン環境ごと持ち運ぶ事も可能になるなど、メリットは計り知れないといえる。したがって、オールインワンノートパソコンもまた省スペースパソコンの一形態として考えることができる。
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