オビツ55、50
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 18:21 UTC 版)
2007年末に男性用素体として「オビツ55」が発売された。この素体はオビツ60のボディバランスや可動範囲などを見直し、より人間らしいプロポーションを追究している。女性用素体である「オビツ50」も2009年3月に発売を開始した。バリエーションとして、腿と脛を短縮した「オビツ48」や、オビツ50を基にした素体「vmf50」などが販売されている。オビツ60を含む60cmドールのヘッドを流用する事が可能で、パーツ単位での発売も行なわれている。 オビツ60やドルフィー・ドリームの場合、服を着せた後のバランスを重点においていたのに対し、オビツ55・50は腕や脚の長さを調節し、素体の状態でも人間らしいバランスに仕上げている。オビツ55は基本的にオビツ60と同じパーツ構成(ただし首関節が新タイプに変更され、可動範囲が拡大している)であり、フレーム自体もオビツ60のものを流用しているため、オビツ60の発売終了とともにオビツ55は販売を停止している(ただし55をボディに採用したビジュアドールは販売中)。 オビツ50は完全新規となり、ラインの崩れを最小限にした肘や膝の二重関節や肩関節が前後左右に可動するなど、より自然なポーシングができるようになった。オプションも充実しておりオビツボディのスタンダードとなっている。 なお、オビツ50フレームをベースに独自の外皮を採用し多サイズ化したボディがPARABOXから販売されている(2021年7月現在のラインナップは50cm男子、47cm女子、45cm男女、40cm男女)。
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