オハネフ25形300番台 (301 - 303)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 13:38 UTC 版)
「国鉄24系客車」の記事における「オハネフ25形300番台 (301 - 303)」の解説
オハネフ25形に荷物室を設置した車両。「あさかぜ3・2号」「瀬戸」用編成のうち、電源方式をロビーカーのスハ25形からの架線集電に切り替えた編成では、カニ24形の連結が中止され、荷物輸送スペースを編成中に新たに設ける必要が生じたことから改造された。乗務員室側に荷重3 tの荷物室を新設し、従来の客用扉は荷物室用の扉として引き戸に変更し、デッキと客用扉を荷物室と客室の間に移設した。荷物室の新設で乗客が乗務員室に行くことができなくなったため、インターホンが設置された。荷物室の荷重はカニ24形に比べて縮小され、代わりに荷物室内に棚を設けている。荷物室は名目上は業務用室であるため、形式に荷物車を示す「ニ」は入らず、形式変更は行われなかった。また機関車からスハ25のパンタグラフの降下制御をするためのジャンパ栓が編成端のオハネフ25形と合わせて取り付けられた。
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