オナガシジミとは? わかりやすく解説

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尾長小灰蝶

読み方:オナガシジミ(onagashijimi)

シジミチョウ科チョウ


オナガシジミ

和名:オナガシジミ
学名Araragi enthea
    チョウ目シジミチョウ科
分布北海道本州四国九州
 
写真(上):オナガシジミ表
写真(下):オナガシジミ裏
説明
人里山地の沢沿いなどに生息する食樹クルミ科オニグルミ。卵で越冬する成虫は年1回7〜8月に出現し,主に夕刻活動する食樹に対して強く執着し,その近く離れない。卵は近くに1〜数卵ずつ産まれる
オナガシジミ表

オナガシジミ裏


尾長小灰蝶

読み方:オナガシジミ(onagashijimi)

シジミチョウ科チョウ

学名 Araragi enthea


オナガシジミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/04 05:28 UTC 版)

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オナガシジミ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ミドリシジミ亜科 Theclinae
: ミドリシジミ族 Theclini
: オナガシジミ属 Araragi
: オナガシジミ A. enthea
学名
Araragi enthea
(Janson, 1877)
和名
オナガシジミ

オナガシジミ(尾長小灰蝶、Araragi enthea)は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウの一つ。南西諸島を除く日本全国に生息する。

形態

名の通り、少し長めの尾状突起を持つ。翅裏は灰白色に濃灰の斑紋で、後翅後縁がオレンジ色になり、尾状突起の先端は白くなる。後翅裏のオレンジ斑が前翅に続く点で近縁種のミズイロオナガシジミウスイロオナガシジミと区別できる。翅表は濃灰一色である。

生態

年に1回発生し、成虫は初夏から夏にかけて出現する。越冬態は卵で、親チョウは孵化時を見越して新芽に産卵する。 成虫は夕方ごろに活発に活動し始めるが、昼間は葉の裏などで休んでいることが多い。

参考文献

  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

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