トラフシジミとは? わかりやすく解説

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虎斑小灰蝶

読み方:トラフシジミ(torafushijimi)

シジミチョウ科チョウ


虎斑小灰蝶

読み方:トラフシジミ(torafushijimi)

シジミチョウ科チョウ

学名 Rapala arata


トラフシジミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/21 06:03 UTC 版)

トラフシジミ
トラフシジミ春型
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目 Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ミドリシジミ亜科 Theclinae
: トラフシジミ属 Rapala
: トラフシジミ R. arata(Bremer)
学名
Rapala arata
英名
The Japanese Flash

トラフシジミ(虎斑小灰蝶、学名: Rapala arata)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科シジミチョウ科に属するチョウの一種[1]

概要

翅の裏は白~明灰色と暗灰色のしま模様で、後翅舌部にオレンジ斑と尾状突起を持つ。この翅裏のしま模様からトラフと名が付いた。翅表は黒地で、雄は中心が青紫色に輝く。関東以西では一般的なヤマトシジミと比べると1~2まわりほど大きい。直線的で敏速に飛翔するが、葉上で休息したり花に訪れるためによくとまる。

蛹で越冬するため成虫は春早くから見られ、夏の終わりにかけて2回発生する(寒冷地では6月羽化し年1回発生)。夏発生型は翅裏の白色にグレーがかり、名の由来であるトラフ模様は埋没気味になる。

全国に生息し、食樹も広範囲にわたるが、数はそう多くない。市街地や都心でも飛来、発生することがあるが、低山地や渓流沿い、二次林などやや人の手が入る環境に多い。食樹はリンゴバラ科)、フジクズマメ科)、ウツギユキノシタ科)、ナツハゼツツジ科)など。

分布

日本全土に分布。国外では中国東北部・中部、極東ロシア[1]

脚注

  1. ^ a b 蝶 2006, p. 158.

参考文献

関連項目




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