ヒメシジミ亜科とは? わかりやすく解説

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ヒメシジミ亜科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 13:54 UTC 版)

ヒメシジミ亜科 Polyommatinae
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目(チョウ目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ヒメシジミ亜科 Polyommatinae

ヒメシジミ亜科Polyommatinae)は、シジミチョウ科内のひとつの分類単位。日本産シジミチョウの約半分はこの亜科に含まれる。

概要

成虫はいっぱんに翅が横に長く、草原や市街地などを主要な棲みかとし、草間をちらちら飛び、訪花以外にもよくとまる。翅の模様は表と裏で違う。雄の翅表は構造色を示すが顕著ではない。尾状突起を持つ種はあまりいない。翅以外の体の形状は他のシジミチョウと大きく変わらず、触角も黒と白のしま模様である。幼虫は小判形をしており、主に草本や花卉を食べ、木には付かない[要出典]クロシジミのようにアリに養育される種もある。

幼虫で越冬する種が多数だが、卵で越冬するヒメシジミ、蛹で越冬するトラフシジミなどもいる。南西諸島に産する種では越冬態不定・周年発生するものもある。

シジミチョウ科は他にいくつかの亜科に分けられるが、日本ではゴイシシジミベニシジミウラギンシジミの3種を除きミドリシジミ亜科かヒメシジミ亜科に分けられる。

ヒメシジミ亜科は日本に39種生息する。ミドリシジミ亜科では樹頂性の25種をまとめて「ゼフィルス」と呼んでおり、ヒメシジミ亜科はそれに対してブルーと呼ばれ、趣味者から親しまれている。

ヒメシジミ亜科は、次の4つのに分類される。 ほとんどのPolyommatini(ヒメシジミ族)に含まれる。

関連項目

参考文献




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