タイワンツバメシジミとは? わかりやすく解説

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台湾燕小灰蝶

読み方:タイワンツバメシジミ(taiwantsubameshijimi)

シジミチョウ科昆虫


台湾燕小灰蝶

読み方:タイワンツバメシジミ(taiwantsubameshijimi)

シジミチョウ科昆虫

学名 Everes lacturnus kawaii


タイワンツバメシジミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/31 02:45 UTC 版)

タイワンツバメシジミ
インド産個体
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目 Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ヒメシジミ亜科 Polyommatinae
: ツバメシジミ属 Everes
: タイワンツバメシジミ E. lacturnus
学名
Everes lacturnus
(Godart)
和名
タイワンツバメシジミ
(台湾燕小灰蝶)
亜種
  • E. l. lacturnus(Godart)
    南西諸島以南亜種
  • E. l. kawaii(Matsumura)
    本州・四国・九州亜種

タイワンツバメシジミ(台湾燕小灰蝶、 Everes lacturnus)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科に属するチョウの一種。

目次

概要

ツバメシジミとたいへんよく似た小型の蝶。ツバメシジミよりは小さく、後翅裏の尾状突起付け根にある赤斑は顕著になる。また後翅裏の中央寄りに3つの黒点がよく現れる。

低地から低山地の草原や林縁を住みかとするが、発生は局所的である。市街地にはいない。花によく集まる。

幼虫の食草はシバハギ・タチシバハギ(マメ科)で、母蝶は花穂に卵を1つずつ産みつける。成虫の発生は遅く、8月下旬から見られるようになり10月半ばにはいなくなる。年1回発生。越冬態は幼虫。

ツバメシジミのほか、生態・形態ともに余り類似していないがゴイシツバメシジミも近縁種である。

分布

和歌山県南端、四国太平洋側)、九州

国外ではインドオーストラリア区。

保全状況評価

タイワンツバメシジミ南西諸島以南亜種E. l. lacturnus(Godart)
タイワンツバメシジミ本州・四国・九州産亜種 E. l. kawaii(Matsumura)

関連項目

参考文献

  • 牧林功解説・青山潤三写真 『日本の蝶』 成美堂出版〈ポケット図鑑〉、1994年ISBN 4-415-08045-6
  • 『チョウの調べ方』 日本環境動物昆虫学会編、今井長兵衛・石井実監修、文教出版1998年ISBN 4938489112OCLC 170389984


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