オオカモメヅルとは? わかりやすく解説

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おお‐かもめづる〔おほ‐〕【大××蔓】

読み方:おおかもめづる

キョウチクトウ科蔓性(つるせい)の多年草山地生え、細いで他に絡みつく細長い三角形。夏、のわきに淡い暗紫色小花数個ずつつける。


オオカモメヅル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:14 UTC 版)

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オオカモメヅル
福島県会津地方 2010年7月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: リンドウ目 Gentianales
: キョウチクトウ科 Apocynaceae
: カモメヅル属 Vincetoxicum
: オオカモメヅル
V. aristolochioides
学名
Vincetoxicum aristolochioides (Miq.) Franch. et Sav.[1]
シノニム

Tylophora aristolochioides Miq.

和名
オオカモメヅル(大鴎蔓)

オオカモメヅル(大鴎蔓、学名:Vincetoxicum aristolochioides )はキョウチクトウ科クロンキスト体系ではガガイモ科カモメヅル属つる性多年草

特徴

つる性で、他の草などに巻きついて伸びる。にはわずかに毛が生える。は薄くほとんど無毛で、長さ1-3cmの葉柄をもって茎に対生する。形は3角状広披針形で先端は長くとがり、基部は心形になり、縁は全縁となる。

花期は7-9月。葉腋から、葉の長さより短い花序をつける。小花柄は3-10mm、は5裂し無毛、花冠は淡暗紫色で径4-6mm、深く5裂し、裂片には白い綿毛が生える。副花冠は暗紫色で星状に開出する。花が終わると長さ5-7cmの、ガガイモ科特有の袋果(実)を2個水平につける。秋に袋果が割れ、種髪(毛束)をつけた種子がはじける。

分布と生育環境

北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の林縁や林内に生育する。

脚注

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Vincetoxicum aristolochioides (Miq.) Franch. et Sav.” (日本語). BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年6月15日閲覧。

参考文献




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