エースティ発電所
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「ナルヴァ発電所群」の記事における「エースティ発電所」の解説
エースティ発電所はナルヴァの西南西 約20キロメートルのところにあり、1963年から1973年にかけて建設された。2005年末時点の設備容量は1,615メガワット、熱容量は84メガワットであった。冷却水はナルヴァ川とムスタヨギ川から全長7キロメートル (4.3 mi) の開渠で取り入れている。 建設当初は16基のTP-101ボイラーと8基の200メガワット蒸気タービンが設置されたが、現在はボイラー14基と蒸気タービン7基が稼働している。2003年には8号機が循環流動床 (CFBC) ボイラーに更新された。 エースティ発電所にある2本の高さ 250メートル (820 ft) の煙突は、エストニアで最も背の高い煙突である。 エースティ発電所は、欧州連合で最も汚染度の高い発電所ワースト30のうち15位に入った。バルト諸国および北欧諸国から入った唯一の発電所であり、年間CO2排出量は1,067万トンにも上った。
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