エー‐ティー‐エス‐シー【ATSC】
読み方:えーてぃーえすしー
《Advanced Television Systems Committee》米国の地上デジタルテレビ放送の規格。また、規格の策定を行う組織。映像圧縮にMPEG-2、搬送波にシングルキャリアを使用。米国以外では、カナダ・メキシコ・韓国で採用されている。→ディーブイビー‐ティー(DVB-T) →アイ‐エス‐ディー‐ビー‐ティー(ISDB-T) →ディー‐ティー‐エム‐ビー(DTMB)
ATSC
読み方:エーティーエスシー
別名:ATSC Standards
ATSCとは、米国におけるデジタルテレビ放送の標準規格のことである。または、その規格の策定などを目的として1982年に結成された非営利団体の名称である。
ATSC規格は、米国(および日本など)のアナログ放送規格として採用されていたNTSC(National Television System Committee)の規格に代わるデジタル放送規格として策定された。映像の圧縮方式としてMPEG-2を採用しており、音声圧縮方式にAC-3(ドルビーサラウンド)方式を採用している。放送波は6MHzの周波数帯域を使用する地上波で、最大で10.08Mbit/sとDVDの再生ビットレート並みの伝送効率を実現することが可能であるとされている。
ATSC規格は米国をはじめカナダやメキシコ、韓国などで採用されている。ちなみに日本では地上デジタル放送の規格としてISDB-Tが採用されている。
参照リンク
Welcome to ATSC - (英文)
- エー‐ティー‐エス‐シーのページへのリンク