エルサレム王国(1110年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/27 04:25 UTC 版)
「ノルウェー十字軍」の記事における「エルサレム王国(1110年)」の解説
1110年の夏、ついにイスラエル沿岸のアッカー港(Akrsborg)(あるいはヤッファ)に到着し、その後陸路でエルサレムを訪れ、統治する十字軍王ボードゥアン1世と面会した。ノルウェー十字軍は暖かく迎え入れられ、ボードゥアンとシグールは共にヨルダン川へと乗馬し再びエルサレムへ戻った。 また、多くの宝物やイエスが実際に磔られていたと伝承される聖十字架の破片を含む聖遺物を与えられた。これはノルウェー十字軍にキリスト教布教を継続する気持ちを与え、オーラヴ2世の墓所に持ち帰られた。 その後ボードゥアン1世がシリア(シュールランドSýrland)のムスリムの町シドン(セートSætt)へ向かうと、シグールと部下はそれに従ってシドンの包囲(英語版)を行ったとされる。この町は占領され、シドン卿領が形成された。
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