エリー・キーナンとは? わかりやすく解説

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エリー・キーナン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/28 20:09 UTC 版)

エリー・キーナン(Elly Keinan、1964年9月23日 - )は、イスラエル出身のシステムエンジニア実業家日本アイ・ビー・エム代表取締役社長を経て、同社取締役会長

人物・経歴

イスラエル国ペタフ・ティクヴァ出身。1986年レンセラー工科大学コンピュータ・サイエンス専攻・電気工学副専攻)を卒業し、ニューヨーク州ポキプシーIBMコーポレーションのシステムエンジニアに就任。1994年マイアミ大学で卒業生総代として、経営学修士(MBA)(国際ビジネス)の学位を取得[1]

2000年東京都在勤のIBMアジア・パシフィック バイス・プレジデントコミュニケーション・セクター担当)に就任。2003年IBMコーポレーション バイス・プレジデント(ヨーロッパ中東アフリカ コミュニケーション・セクター担当)に就任し、フランス共和国パリに赴任。2005年からニューヨークでIBMコーポレーション バイス・プレジデント(ストレージ・システム担当)として勤務。2007年スイス連邦チューリッヒに移り、IBM北東ヨーロッパ バイス・プレジデントに就任[1]

2008年日本アイ・ビー・エム副社長執行役員オペレーションズ担当に就任。2009年IBMコーポレーション ゼネラル・マネージャー(グロース・マーケッツシステムズ担当)として中華人民共和国上海市で勤務。2011年IBMコーポレーション ゼネラル・マネージャー(ラテン・アメリカ担当)としてブラジル連邦共和国サンパウロで勤務[1]

2013年IBMコーポレーション ゼネラル・マネージャー(グロース・マーケッツ セールス担当)としてシンガポールで勤務。2014年にニューヨークに戻り、IBMコーポレーション ゼネラル・マネージャー(北アメリカ担当)に就任[1]。2016年IBMコーポレーション ゼネラル・マネージャー(グローバル・マーケッツトランスフォーメーション担当)[1]

2017年から日本アイ・ビー・エム代表取締役社長執行役員を務め[1]、アメリカ本社との連携や、人工知能事業、クラウドコンピューティング事業の展開を進めた。2019年日本アイ・ビー・エム取締役会長[2][3]。2020年退任[4]。国籍はアメリカ合衆国イスラエル国二重国籍で、2女1男[1]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g エリー キーナン 日本アイ・ビー・エム
  2. ^ 「日本IBM社長にキーナン氏 米IBM出身、与那嶺氏は顧問に 」 日本経済新聞2017/3/1 7:00
  3. ^ 日本IBM、新社長に山口取締役 7年ぶりに生え抜き 日本経済新聞2019/4/17 15:15
  4. ^ 役員人事のお知らせ 日本IBM

関連項目

先代
ポール与那嶺
日本アイ・ビー・エム社長
2017年 - 2019年
次代
山口明夫



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