エリスラとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > エリスラの意味・解説 

エリスラ

(エリスラ・グループ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 21:21 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
エリスラ
Elisra
以前の社名
アメリカン・エレクトロニクス・ラボラトリーズ・インダストリーズ インコーポレイテッド
American Electronics Laboratories(AEL)Industries Inc.
子会社
業種 製造業(電子機器、防衛システム)
設立 1966年
アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ランスデール
創業者 レオン・リーブマン博士(Dr. Leon Riebman)[1][2]
本社
主要人物
イッチェク・ガット(Itzchak Gat)
会長:ダニー・バーン
製品 通信機器
電子戦システム
各種制御機器
従業員数
1,400名
親会社 エルビット・システムズ
ウェブサイト http://www.elisra.com

エリスラ(Elisra, Elisra Group)は、イスラエルホロンに本拠を置くハイテク電子機器製造企業。主に軍事用電子機器を中心に製造開発を行っている。主要製品は電子通信機器、監視機器、ミサイルの制御や追跡システム、レーダーライダーなど。

エリスラは、エリスラ・エレクトロニック・システムズ(Elisra Electronic Systems)、タディラン・エレクトロニックシステムズ リミテッド(Tadiran Electronic Systems Ltd.)、タディラン・スペクトラリンク リミテッド(Tadiran Spectralink Ltd.)の3社によって構成されている。

社史

アメリカ海軍士官としてアメリカ海軍調査研究所に勤務し、レーダー開発を行っていたレオン・リーブマン(Leon Riebman)と、退官後ペンシルベニア大学研究員をしていた時の同僚と共同で1950年に興した電子企業である「アメリカン・エレクトロニクス・ラボラトリーズ・インダストリーズ インコーポレイテッド(American Electronics Laboratories(AEL)Industries Inc.[3]」の子会社として1966年To ISRAEL(אלישרא)」として設立され、1983年に社名をエリスラへと変更している[4]

その後エリスラは、タディランに買収されており、軍事用と並行し民間向け電話通信、ケーブルテレビデータ通信用機器の開発を行っている。80年代後半にタディランは事業の再編を行っており、民間通信部門は「タディラン・テレコム」と「タディラン・テレコミュニュケーション(その後ECI・テレコムと合併)」として分社化されている。

2005年エルビット・システムズはエリスラの株式70%を購入しており[5]、残りの30%はイスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)が保有していた。その後、IAIが保有していた株式の全てをエルビット社が取得したことにより、完全子会社となる[6]

エリスラ・エレクトロニック・システムズはイスラエル国防軍で運用されている数種類の航空機や車両に対し、ミサイル警報装置ジャミング装置、赤外線検出装置を提供している。

タディラン・エレクトロニックシステムズは、1982年レバノン内戦「ガリラヤの平和作戦」で使用された無人航空機マスティフの開発と製造を行っている[7]

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  エリスラのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エリスラ」の関連用語

エリスラのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エリスラのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエリスラ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS