エリア4 釜石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 23:01 UTC 版)
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の記事における「エリア4 釜石」の解説
No. 名称 所在地 概要 4-1 橋野鉄鉱山 Hashino Iron Mining and Smelting Site (ID1484-010) 岩手県釜石市 日本に現存する最古の洋式高炉跡。国の史跡に指定。盛岡藩士大島高任は、自らが建設に携わった水戸藩の那珂湊反射炉に良質な銑鉄を供給する必要性を感じ、鉄鉱石を用いた製鉄を行う洋式高炉を現在の釜石市大橋に建設、1858年に日本で初めて連続出銑に成功した。その後盛岡藩は製鉄の本格化を目指して大島の指導を受け、新たに1858年から1860年頃にかけて釜石市橋野に3基の高炉を建設した。橋野の高炉は1894年まで操業し、その後は鉄鉱石の採掘が継続された。採掘場から運搬路を経て高炉に至る、製鉄工程全体の遺構が残っている。登録面積は39.55 ha(緩衝地域523.73 ha)である。2015年10月9日、名称を「橋野鉄鉱山・高炉跡」から「橋野鉄鉱山」に変更した(英語表記は変わらず)。
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