エミリー・ワトソンとは? わかりやすく解説

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エミリー・ワトソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/05 06:07 UTC 版)

エミリー・ワトソン
Emily Watson
2016年
本名 Emily Anita Watson
生年月日 (1967-01-14) 1967年1月14日(58歳)
出生地 イングランド ロンドンイズリントン
配偶者 ジャック・ウォーターズ (1995 - )
主な作品
映画
奇跡の海
ボクサー
ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ
アンジェラの灰
ゴスフォード・パーク
パンチドランク・ラブ
レッド・ドラゴン
リベリオン
ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方
ティム・バートンのコープスブライド
タイムクルセイド ドルフと聖地騎士団
ミス・ポター
戦火の馬
オレンジと太陽
やさしい本泥棒
博士と彼女のセオリー
エベレスト 3D
追想
キングスマン:ゴールデン・サークル
テレビドラマ
ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン
チェルノブイリ
受賞
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(助演俳優賞)
2024年Small Things Like These
ヨーロッパ映画賞
女優賞
1996年『奇跡の海
全米映画批評家協会賞
主演女優賞
1996年『奇跡の海
ニューヨーク映画批評家協会賞
主演女優賞
1996年奇跡の海
ロサンゼルス映画批評家協会賞
ニュー・ジェネレーション賞
1996年奇跡の海
放送映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞
2001年ゴスフォード・パーク
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2001年ゴスフォード・パーク
その他の賞
英国インディペンデント映画賞
主演女優賞

1998年ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ
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エミリー・アニータ・ワトソン(Emily Anita Watson, 1967年1月14日 - )は、イギリス女優

来歴

私生活

ロンドンにて生まれる。父親は建築家、母親は教師[1]ブリストル大学英文学を学び、卒業後は事務員やウェイトレスなどで働きながら、Drama Studio Londonで演劇を学んだ。

1995年に俳優のジャック・ウォーターズと結婚。2005年11月に長女(ジュリエット)を出産[2]アーセナルのサポーター。

キャリア

1992年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに所属。主に舞台に立っていたが、ラース・フォン・トリアー監督に起用され、1996年公開の『奇跡の海』で映画デビューする。この作品で無垢な主人公を演じて強烈な印象を残して話題になった。彼女の鬼気迫る演技には高い評価が寄せられ、1996年ヨーロッパ映画賞年間女優賞、同年全米映画批評家協会賞、同年ニューヨーク映画批評家協会賞、などを受賞したほか、1996年アカデミー主演女優賞にもノミネートされた。『奇跡の海』は当初、ヘレナ・ボナム=カーターが起用されていたが、露骨な性描写シーンを拒否して降板。その後行われたオーディションでワトソンに配役された。

1998年公開の『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』で2度目のアカデミー主演女優賞候補となった。

その後も有名監督の作品に起用され、ロバート・アルトマン監督の『ゴスフォード・パーク』やポール・トーマス・アンダーソンの『パンチドランク・ラブ』に出演した。

2015年、第63回サン・セバスティアン国際映画祭で、生涯功労賞にあたるドノスティア賞を受賞[3]

備考

ジャン=ピエール・ジュネは当初、ワトソンを念頭において『アメリ』の脚本を書いた。しかしワトソンはフランス語の壁や家族から離れること等を考慮し、この役を断わった。アメリはフランス人女優オドレイ・トトゥが演じて彼女の代表作となった[4]。また、シェカール・カプールの『エリザベス』の主演候補でもあったが、この役はケイト・ブランシェットが演じている[5]

主な出演作品

映画

公開年 邦題
原題
役名 備考
1996 奇跡の海
Breaking the Waves
ベス・マクニール ヨーロッパ映画賞女優賞受賞
全米映画批評家協会賞女優賞受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞女優賞受賞
アカデミー賞主演女優賞ノミネート
1997 ボクサー
The Boxer
マギー
1998 ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ
Hilary and Jackie
ジャクリーヌ・デュ・プレ アカデミー賞主演女優賞ノミネート
1999 クレイドル・ウィル・ロック
Cradle Will Rock
オリーヴ・スタントン
アンジェラの灰
Angela's Ashes
アンジェラ・マコート
2000 愛のエチュード
The Luzhin Defence
ナタリー
2001 ゴスフォード・パーク
Gosford Park
エルシー
2002 パンチドランク・ラブ
Punch-Drunk Love
リナ・レナード
レッド・ドラゴン
Red Dragon
リーバ・マクレーン
リベリオン
Equilibrium
メアリー・オブライエン
2004 ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方
The Life and Death of Peter Sellers
アン・セラーズ
2005 孤独な嘘
Separate Lies
アンネ・マニング
ティム・バートンのコープスブライド
Corpse Bride
ヴィクトリア 声の出演
プロポジション -血の誓約-
The Proposition
マーサ・スタンリー
2006 ミス・ポター
Miss Potter
ミリー・ウォーン
タイムクルセイド ドルフと聖地騎士団
Crusade in Jeans
メアリー・ヴェガ
2007 ウォーター・ホース
The Water Horse
アン・マクマロウ
2008 脳内ニューヨーク
Synecdoche, New York
タミー
メモリー・キーパーの娘
The Memory Keeper's Daughter
キャロライン テレビ映画
しあわせの帰る場所
Fireflies in the Garden
ジェーン・ローレンス
2011 戦火の馬
War Horse
ローズ・ナラコット
2012 オレンジと太陽
Oranges and Sunshine
マーガレット・ハンフリーズ
2013 やさしい本泥棒
The Book Thief
ローザ・フーバーマン
ベル ある伯爵令嬢の恋
Belle
マンスフィールド夫人
2014 博士と彼女のセオリー
The Theory of Everything
ベリル・ワイルド
2015 ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出
A Royal Night Out
エリザベス王妃
エベレスト 3D
Everest
ヘレン・ウィルトン
2017 Monster Family Emma Wishbone 声の出演
追想
On Chesil Beach
ヴァイオレット・ポンティング
キングスマン:ゴールデン・サークル
Kingsman: The Golden Circle
フォックス大統領補佐官
2018 さすらいの人 オスカー・ワイルド
The Happy Prince
コンスタンス・ロイド
アンソニー・ホプキンスのリア王
King Lear
リーガン テレビ映画
2021 Monster Family 2 Emma Wishbone 声の出演
2022 ゴッズ・クリーチャー
God's Creatures
アイリーン・オハラ

テレビシリーズ

放映年 邦題
原題
役名 備考
2011 適切な大人〜連続殺人犯フレッド・ウェストとの対峙
Appropriate Adult
ジャネット・リーチ 計2話出演
2017 アップル・ツリー・ヤード 裏通りの情事
Apple Tree Yard
イヴォンヌ・カーマイケル 計4話出演
ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン
Genius
エルザ・アインシュタイン 計4話出演
2019 チェルノブイリ
Chernobyl
ウラナ・ホミュック ミニシリーズ、計4話出演
2020 サード・デイ 〜祝祭の孤島〜
The Third Day
ミセス・マーティン ミニシリーズ、計6話出演

脚注

外部リンク


エミリー・ワトソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 05:33 UTC 版)

爆転シュート ベイブレード (漫画)」の記事における「エミリー・ワトソン」の解説

USA / PPBオールスターズ眼鏡少女誕生日2月21日。得意とするスポーツテニス調子に乗っているマイケルチームメイト唯一怒ったり、2回戦敗退憤慨したりと、少々怒りっぽい性格ボーグ挑戦受けて島に行った際、敵の狙いベイ破壊だといち早く気付きチームメイト注意呼びかけたが自分ベイ破壊されてしまい、無線通じさせてBBA連絡取った名字未登場

※この「エミリー・ワトソン」の解説は、「爆転シュート ベイブレード (漫画)」の解説の一部です。
「エミリー・ワトソン」を含む「爆転シュート ベイブレード (漫画)」の記事については、「爆転シュート ベイブレード (漫画)」の概要を参照ください。

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