エチオピアでの伝統的な食べ方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 00:50 UTC 版)
「テフ (穀物)」の記事における「エチオピアでの伝統的な食べ方」の解説
刈り取って収穫したテフの種子を、むしろの上に広げて置き、それを人や家畜が足で踏む方法で脱穀を行う。 脱穀後、石臼で挽いて製粉し、水を加えて、水気の多い生地にする。これを3日間ほど室温で乳酸菌に醗酵させてから、蓋付きの土鍋でパンケーキ状に焼いて、薄焼きのパンにする。これがインジェラであり、エチオピアにおける主食である。重曹で膨らませたパンケーキや、イースト発酵させたパンとは異なり、インジェラは乳酸菌による醗酵を行うため、独特の酸味を有する。 インジェラを食べる際は、皿に広げたインジェラに「ワット」を乗せ、インジェラで包んで口に運ぶ。
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