エゾシコロ Calliarthron yessoense (Yendo) Manza
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からだは付着部近くでは円柱状,上部では平面的になり,叉状に分枝して扇状に広がる。枝の節と節の間の部分(節間部)は,中央がやや盛り上がり,両側に平面的で先の丸い翼片を持ち,基部は丸く膨らんで,蝶ナットのような形をしている。生殖器巣は白みを帯びたイボ状突起として,翼片の表面に形成される。潮間帯下部の波あたりのかなり強い岩上に群生する。からだに石灰質を含むため,この仲間(サンゴモ目)は石灰藻とも呼ばれる。手触りは硬くガサガサしている。生体はピンク~紫がかったピンク。押し葉標本は台紙につかない。
高さ:5~7cm 節間部の幅:2~6mm
固有名詞の分類
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