エキソサイトーシス【exocytosis】
エキソサイトーシス
英訳・(英)同義/類義語:exocytosis, Regulated secretory pathway
真核細胞で、細胞内で合成されたタンパク質などを細胞外に分泌する過程の総称。
開口放出
エキソサイトーシス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/24 06:58 UTC 版)

エキソサイトーシス(Exocytosis)とは細胞外への分泌形態の一つ。開口分泌とも言う。細胞内で合成された物質(蛋白質など)は分泌顆粒内に貯留され、開口分泌によって分泌される。
機構

分泌顆粒は細胞内線維群の働きによって細胞質内を移動し、細胞膜へと接近する。そして分泌顆粒膜外層が細胞膜内層と、分泌顆粒膜内層が細胞膜外層と融合する。これにより分泌顆粒内腔が細胞外界と連絡し、顆粒内容物は細胞外へと遊出する。細胞膜と融合した顆粒膜は、そのまま新たな細胞膜となるか、細胞内へ再び戻る。
関連項目
外部リンク
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エキソサイトーシス(開口分泌、exocytosis)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 02:26 UTC 版)
「分泌」の記事における「エキソサイトーシス(開口分泌、exocytosis)」の解説
細胞内で作られ膜に包まれた小胞が細胞膜と融合して内容物を放出する。タンパク質や多くのホルモンなど。
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