開口分泌とは? わかりやすく解説

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かいこう‐ぶんぴつ【開口分泌】

読み方:かいこうぶんぴつ

エキソサイトーシス


エキソサイトーシス

(開口分泌 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/26 07:29 UTC 版)

エキソサイトーシス(開口分泌)とエンドサイトーシス(飲食作用)の模式図

エキソサイトーシス: exocytosis)とは細胞外への分泌形態の一つ。開口分泌とも言う。細胞内で合成された物質(蛋白質など)は分泌顆粒内に貯留され、開口分泌によって分泌される。

機構

開口分泌の機構

分泌顆粒は細胞内線維群の働きによって細胞質内を移動し、細胞膜へと接近する。そして分泌顆粒膜外層が細胞膜内層と、分泌顆粒膜内層が細胞膜外層と融合する。これにより分泌顆粒内腔が細胞外界と連絡し、顆粒内容物は細胞外へと遊出する。細胞膜と融合した顆粒膜は、そのまま新たな細胞膜となるか、細胞内へ再び戻る。

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、エキソサイトーシスに関するカテゴリがあります。



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