エイズ治療・研究開発センター
【概要】 薬害HIV訴訟の和解の結果、国立国際医療センターの中に新たに設けられた治療と研究のための組織。“ACC”と呼ばれている。
【内容】 ACCの役割は「薬害被害者救済の一環として、国内外のHIV感染症の治療・研究機関との連携の下に、HIV感染症に関する最新の高度な診療を提供するとともに、新たな診断・治療方法のために臨床研究を行い、あわせてブロック拠点病院等からの臨床情報の集積・分析、診療相談への対応を始めとした最先端の治療情報等の提供や医療従事者に対する高度な実地研修を通じて、我が国におけるHIV感染症の医療水準の向上を図る」こととなっている。 病院長の下にエイズ治療・研究開発センター長、臨床研究開発部長、医療情報室長・治療開発室長・病棟医長・専門外来医長、看護支援調整官などが置かれた。
【URL】www.acc.go.jp/

エイズ治療・研究開発センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:29 UTC 版)
「国立国際医療研究センター」の記事における「エイズ治療・研究開発センター」の解説
臨床研究開発部 略称はACC(Aids Clinical Center) 薬害エイズ訴訟の和解の際に、恒久的施設として1997年(平成9年)に設置された。日本のHIV感染症・エイズ治療の拠点として、全国のエイズ治療拠点病院のコーディネートなど、HIVに関するさまざまな情報提供を行なっている。
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