ウルフ賞
英語:Wolf prize
イスラエルのウルフ財団(Wolf Foundation)によって選定されている、農業や化学、芸術などの各分野での顕著な功績のあった者を称える賞。
ウルフ財団はリカルド・ウルフ博士により1975年に設立された。1987年から毎年、対象者を選定し、賞と賞金を贈っている。
対象となる分野は農業、化学、芸術の他、数学、医学、物理学がある。
日本では過去に、ニュートリノの観測によりノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊博士、キラル触媒の研究によりノーベル化学賞を受賞した野依良治博士などがウルフ賞を受賞している。2011年5月29日には、iPS細胞の開発によって山中伸弥・京都大学教授がウルフ賞の医学部門を受賞した。
関連サイト:
Wolf Foundation(英語)
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