ウジェーヌ・ドラクロワの日記
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「ウジェーヌ・ドラクロワ」の記事における「ウジェーヌ・ドラクロワの日記」の解説
1822年に始まり、1824年に中断、1847年に再開され、1863年の彼の死まで続いた。このドラクロワの個人的な日記は、この画家の文業における代表作である。そこには絵画、詩、音楽についての考察が書き留められており、また、ジョルジュ・サンド、ジョゼフィーヌ・ド・フォルジュ男爵夫人、ショパン、シャブリエらとの議論が記録されている。それは単に画家の日々の生活や彼の心配事についてにとどまらず、19世紀半ばのパリの生活についての証言となっている。 ドラクロワの日記は1893年にPlonから出版され、同出版社から1932年に改訂版、1980年にユベール・ダミッシュ(フランス語版)による序文を付した再編集版が出された。さらに2009年に、オリジナルの手稿による訂正と最近の発見による増補を加えたMichèle Hannooshによる浩瀚な批判版がJosé Cortiから刊行された。 ドラクロワは美術辞典の草稿(アンヌ・ラリュ(フランス語版)により編纂、出版)や、絵画についての記事も書いている。 フランス国立美術史研究所(INHA)デジタル・ライブラリー - ドラクロワの日記と手紙
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