イー‐ティー‐エル【ETL】
ETL
読み方:イーティーエル
別名:抽出、変換、挿入
ETLとは、基幹業務システムなどに蓄積されたデータを、データの関連性分析などを行うためのデータベースであるデータウェアハウスなどで利用する際の必要作業である、「抽出」と「変換」、「挿入」の3作業のことである。
ETLでは、ソースとなるデータに対して、不正なデータの修正(データクレンジング)と抽出、データ形式の変換などが行われる。ETLのプロセスは、データウェアハウスの構築にとって必要な作業である。
ETLの語は、ETL作業を一括して行うためのソフトウェアを指すことも多い。従来、ETL作業は専用のプログラミング工程などを必要とし、大きな労力負担となっていたが、ETLツールの登場によって自動化やGUI操作が可能となり、より容易にデータウェアハウスを構築することが可能となっている。
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