インフルエンザ菌とは? わかりやすく解説

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インフルエンザ菌 [Haemophilus influenzae]

 ヘモフィルス属細菌グラム陰性通性嫌気性桿菌です。インフルエンザ菌は、増殖血液含まれる因子(ヘミン)と補酵素因子を必要とする。大きさ細菌の中では小さい方で、培養条件により形態様々に変り、球桿菌状から短桿菌糸状繊維状などになる(多形性)。運動性芽胞もない。病気の原因となるでは多く場合莢膜を持つ。
1890年R. プァイフェル(Pfeiffer)と北里柴三郎によりインフルエンザ患者から分離されたのでインフルエンザ菌と名付けられた。実際インフルエンザは、インフルエンザウイルスによるので、インフルエンザ原因菌ではない。健康な人の口腔内中耳などにいる常在細菌一種である。インフルエンザウイルスとの混合感染による肺炎重篤になるケース多く見られる


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